お家でシャンプーできますか?
シャンプーやトリミングをしたいときはサロンや動物病院に行っている方が大多数だと思います。
それでも、飼い主さんのなかでお家でシャンプーをしている方もいらっしゃると思います。
お家でシャンプーするとき、皮膚に優しくできていますか?
わんちゃんの皮膚は人の約1/3の暑さしかありません・・・。
今回はお家でシャンプーするときのちょっとしたコツと当院でしている、皮膚に優しい「泡シャンプー」を紹介いたします
用意するもの
・プロテインシェイカーor空のペットボトル
・シャワーボールorスポンジ
・シャンプー リンス
※皮膚病で獣医師に薬用シャンプーやリンスを
処方されている方はそれを使ってください
・風呂おけ
泡を作ろう!!
①プロテインシェイカーor空のペットボトルにシャンプーとお湯を入れ、振って荒い泡を作ります!
(シャンプーと泡の量はわんちゃんの体の大きさによって調整してください)
②作った泡を風呂おけに移してシャワーボールorスポンジでより細かい泡を作ります
Point
泡の細さの目安は手のひらにのせてさかさまにしても落ちないくらいは◎
シャンプーをしてみよう
①35°C位のお湯で体全体を濡らします
②体を濡らしたら、作った泡をのせて体を洗っていきます
爪を立てずに手のひら全体を使って、マッサージをする様に洗っていくと、皮膚にも優しく出来ます
③ヌメヌメした感触が無くなるまでしっかり洗い流したら、リンスをします
④リンスもヌメヌメした感触が無くなるまで洗い流して下さい
POINT
シャンプーが初めてだったり、苦手な子はシャワーヘッドを体につけ、後ろからゆっくりやると◎
薬用シャンプーを使う方は、そのシャンプーの浸け置き時間を確認してからにしましょう!(リンスも同様)
流さないリンスもあるので使用方法を読んで正しく使用して下さい
乾かしてみよう
①タオルでしっかりと水分をとります
②ドライヤーをわんちゃんから15cm程離して温風にし、スリッカーを使って乾かしていきます
③しっかりと、毛の根元まで乾いているか確認しましょう!
一通り温風でのドライが終了したら、冷風に切り替えてあててみると湿ってる場所が分かりやすいです
POINT
短頭種のわんちゃんのシワや彫りが深い所などは乾きづらいので、キッチンペーパー等を使うとより多くの水分が取れます
また、乾かし残しがあると皮膚病に繋がりますのでしっかり乾かしましょう
今回はお家でシャンプーする時のコツをご紹介させていただきました
プードル等の毛をしっかり伸ばさないといけない犬種はお家シャンプーは中々難しいかと思います
難しいと感じたら、トリミングサロンや動物病院にお預けいただければと思います
毛の短い犬種などはやりやすいと思いますのでお家シャンプーをする際は是非、参考にしていただけると嬉しいです
中野区、中野、中央、本町、新中野、杉並区、南台、和泉、和田、堀ノ内、の方は往診もいたします。